2023年2月16日
建売住宅と注文住宅のメリット・デメリット!注意点についても解説
「注文住宅と建売住宅の価格差は?」
「建売住宅と注文住宅それぞれに向いているケースが知りたい」
「そもそも建売住宅と注文住宅とは何?」
このような疑問を抱えている人は多いのではないでしょうか。
住宅には、建売住宅と注文住宅の2種類があります。
本記事では、建売住宅と注文住宅の概要・価格差・メリットとデメリットなどについて解説していきます。
建売住宅の購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
住宅を購入や建築する際に選択肢となるのが、建売住宅と注文住宅ではないでしょうか?
建売住宅とは、事前に建設された住宅で、すぐに購入可能な住宅を指します。
一方、注文住宅は、自身の希望や要望に合わせて建築される住宅です。
ここからは、それぞれの特徴を解説していきます。
建売住宅とは、建築業者があらかじめ計画し、一定の間取りや仕様の家を複数一括で建て、販売する住宅のことです。
一般的に、価格や間取りが決まっているため、完成までの期間が短く、低価格で購入できる利点があります。
しかし、個々の希望やニーズに合わせたカスタマイズは限られるため、好みや要望を反映させたい場合には適さない場合もあります。
関連記事:建売住宅の購入から引き渡しまでの流れ
注文住宅とは、建築業者に対して個別の要望や希望を伝え、1から設計や建築を行ってもらう住宅のことです。
顧客のニーズに合わせて間取りや仕様をカスタマイズするため、自分の理想の家を実現できます。
しかし、完成までの期間が長く、建築費用も建売住宅と比べて高くなる傾向があります。
住宅を購入する際に検討すべき要素のひとつが、建売住宅のメリットとデメリットです。
建売住宅は、手続きが簡単で即入居可能な一方で、自分の好みに合わせることができない場合があります。
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建売住宅のメリットは以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
建売住宅は、建築業者が一括して複数の同様の家を建てるため、効率的に材料や工事を行うことができ、コスト削減が可能となります。
そのため、個別に注文する注文住宅よりも費用が抑えられ、予算に制約のある人にとって魅力的な選択肢となります。
完成している物件を実際に見学できるため、間取りや仕様を確認し、自分に合った家を選ぶことができます。
また、内見時に建物の状態や設備の品質を確認できるため、安心感があります。
個別に設計や建築する注文住宅とは異なり、即入居が可能な場合も多いです。
建築業者が土地と建物をセットで販売しており、土地の購入や登記手続き、契約手続きなどを一括で行ってくれるところも多く、個別に土地と建物を別々に購入する注文住宅と比べて、手続きがスムーズで負担が少なくなります。
また、ローンの手続きもしやすくなる場合があります。
建売住宅にはメリットが多くある一方で、デメリットもいくつか存在します。
前述したとおり、建売住宅では決まった型の住宅を複数建てるため、自分や家族の生活スタイルや好みに合わない場合、満足のいく住まいを実現することが難しい場合があります。
リノベーションや改築することで一部のカスタマイズは可能ですが、全体を変える際には費用や手間がかかることも考慮しなければなりません。
関連記事:建売住宅の人気の間取りとは?意識するポイントもご紹介
建売住宅は、同じ分譲地に同規格の家を建てることが多く、同じような外観の家が並ぶことがほとんどです。
同じ区画に、似通った住宅が複数あり、外観などに個性を出すことができません。
コストを抑える大きなメリットにつながるものの、一方でデメリットにもなりうるポイントです。
注文住宅は、自分の希望や要望を反映させることができる利点がありますが、建築プロセスに時間と手間がかかる場合や予算が大幅に増える可能性もあります。
ここからさらに、詳しく解説していきます。
注文住宅のメリットは以下の通りです。
注文住宅では、自分や家族の生活パターンや好みに合わせて部屋の配置やサイズを決めることができます。
たとえば、子供部屋や趣味のスペースを設けたり、オープンキッチンや書斎などを作ったりすることもできます。
また、将来のライフスタイルの変化にも対応できるため、長く快適に暮らすことができるでしょう。
建物が建設中の段階であれば、建築現場に足を運び、工事の進捗や品質を確認することができます。
建物の完成前に問題があれば、早めに修正や変更が可能です。
また、自分のイメージ通りに進んでいるかを確認することもできるため、細部まで自分の希望通りの仕上がりになることが期待できます。
自分が理想とする場所や環境に合わせて、土地を選ぶことができます。
たとえば、交通の便や教育施設の近く、自然環境に囲まれた場所など、自分の好みやライフスタイルに合った土地を選ぶことができます。
また、日当たりや風通しの良さなども考慮することができ、快適な住環境を実現できるでしょう。
次に、注文住宅のデメリットは以下の通りです。
注文住宅のデメリットのひとつは、完成するまで仕上がりがわからないことです。
設計や工事の進捗を確認できるものの、具体的なイメージや質感は手に取るようにはわかりません。
予想とは異なる仕上がりになる可能性があり、自分の希望とのズレや不満を抱くこともあります。
入居まで時間がかかることも注文住宅のデメリットです。
設計、建築、引渡しのプロセスに時間がかかるため、すぐに住むことができません。
また、オーダーメイドで建てるため、工期の延長やトラブルが発生する可能性もあります。
そのため、急な引っ越しや早期に住む必要がある場合には、入居までの時間を考慮する必要があります。
ここからは、建売住宅と注文住宅の価格差について解説していきます。
建売住宅 注文住宅(土地代含む) 差額
全国 3541.2万 3999.6万 458.4万
首都圏 4217.7万 4787.9万 570.2万
近畿圏 3480.7万 4133.5万 652.8万
東海圏 2958.2万 3824.6万 866.5万
※100m2当たりの取得金額
エリアによって当然差はありますが、どこも注文住宅が500万円前後高い結果に。
前述した、注文住宅のカスタマイズ性の高さなどが価格差として表れています。
住宅を購入する際には、建売住宅と注文住宅という2つの選択肢があります。
建売住宅は規格のきまった完成品で、早く入居したい方に適しています。
一方、注文住宅は自分の希望に合わせて建てられるため、個性的な家を探している方に向いています。
それぞれ適したケースが存在するので、ここから詳しく解説していきます。
建売住宅は、以下のような場合に向いています。
一方、注文住宅は、以下のような場合に向いています。
注文住宅と建売住宅の違いは、注文住宅が自分の希望に合わせて作られるのに対し、建売住宅は間取りや設備がすでに決まっていることです。
価格差はエリアによって異なりますが、平均的には約500万円前後の差があります。
ソウハウスでは、札幌市エリアにこだわりが詰まった建売住宅を提供しています。
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この記事の監修者
中島 悠介
Nakajima Yusuke
株式会社ジョンソンホームズ 新築建売SOUHOUSE営業リーダー。
2022年に中途入社後、年間20組以上の引渡しを行うトップ営業マンとして活躍し、
営業リーダーへ。自身も建売購入者としての実体験を元に、
お客様に寄り添った暮らしの提案を行なっている。