2022年5月26日
建売住宅で後悔しないために意識するポイント
「気になる建売住宅を見つけたが、見学ではどこを見たらよいのだろう」と悩んではいませんか。後悔のない住宅選びをするためにも、確認すべきポイントについて知りたいですよね。結論から述べると、各家庭によって重視する点は異なります。したがって、家族で譲れないところを話し合い、リストアップしておくことが大切です。
本記事では、建売住宅を見学する際に意識したいポイントや見学までの準備について解説しています。新築物件の購入を検討されている方はぜひ最後までご覧ください。
Contents
建売住宅とは、土地と建物をセットで購入する物件のことをいいます。すでに住宅が建てられた状態で販売されているため、内覧会等で見学して生活をイメージすることが可能です。
ここでは、建売住宅を見学する際に意識したいポイントを8つご紹介します。
見学する際には、生活しやすい動線が確保されているかどうかを確認しましょう。住宅を購入したら、その家で何十年と過ごすことになります。使いづらいと思いながら生活するのは、ストレスがたまってしまいますよね。
水回りの位置関係や勝手口の有無など、効率よく家事ができるかどうか実際に動きながら確認するとよいでしょう。
明るい時間帯に見学して、室内の日当たりを確認しましょう。一般的に南向きで日当たりが良いとされています。しかし、南向きの住宅でも、周辺の建物が陰になって日が入らないこともあります。
また、見学会以外の時間帯にも見に行くと、新たな発見があるかもしれません。
住宅の各部屋を見て、収納スペースが十分にあるか確認しましょう。必要な収納スペースは家族の人数や荷物の量によって異なるため、どのくらいがよいとは一概に言えません。自宅にある荷物を置くことをイメージしながら見学するとよいでしょう。
敷地内にある庭や駐車スペースなどについても確認が必要です。例えば、庭で家庭菜園をしたい方は水栓やコンセントがあると便利ですよね。また、駐車スペースは車が出し入れしやすいか、十分な広さがあるかなどがポイントに挙げられます。
外構部分のチェックは忘れがちですが、より快適に過ごすためにもしっかり確認しましょう。
点検口とは、建物の状態を確認するために必要な設備です。住宅の基礎や梁、柱などの住宅内部は内装で隠れてしまうため、外部から確かめることはできません。そのため、床下や天井に基礎部分を調査するための点検口があると安心です。
点検口がなくても日常生活に支障はありませんが、長く安全に暮らし続けることを考えるとあった方がよいものと言えるでしょう。
住宅だけでなく、周辺環境についても確かめておくことが重要です。近くにある施設やお店からの匂いや音が気にならないかどうかを確認するとよいでしょう。また、交通量や人通りの多さも防犯面からチェックしておくと安心です。
土地の地盤が弱くないかどうかも確認しましょう。近年では地震により地盤が傾いたり、液状化が起きたりと、自然災害による地盤の変化が相次いでいます。地盤に問題がある場合には施工業者が対処していますが、十分な工事がなされているかどうかは住宅を見ただけでは分かりません。
建売住宅を見学する際には、不動産業者に地盤の施工内容や住宅が建つ前の用地について尋ねるとよいでしょう。また、自分でハザードマップを見てみることもおすすめです。
ここでは、実際に建売住宅を見学するまでに必要なことについてご紹介します。
気になる建売住宅を見つけたら、担当の不動産会社や管理会社に連絡して予約しましょう。住宅の中には一日に見学できる組数が決まっていることもあるため、事前に確認しておくと安心です。
また、事前に予約をすることで似ている条件の他の住宅を紹介してもらえたり、詳細な資料を用意してもらえたりもします。
担当の不動産会社に連絡して資料請求することもおすすめです。じっくり資料を見ておくことで、実際に住宅見学する際に聞きたいことや確認したいことをあらかじめまとめておけます。
また、他にも気になっている建売住宅があればそちらも資料請求してみましょう。資料を見比べることでそれぞれの魅力や違いが分かるため、より高い角度で住宅の比較ができるようになります。
見学会に持っていくと便利なものを準備しておくとよいでしょう。例えば以下のようなものが挙げられます。
理想の条件をまとめたチェックシートを作っておくと、見学時にどこを見たらよいのかが分かります。他の住宅と比較する際にも使えるので、いくつか項目を作っておくとよいでしょう。
ネットにあるものや資料請求で入手した間取り図を準備しておくと、各部屋の大きさや位置関係を記録できます。チェックシートとともに持っておくと便利です。
外観や室内、気になる箇所を記録しておくためにカメラやスマホがあると便利です。方角を確かめたい場合やライト代わりに使いたい場合は、スマートフォンの方が使い勝手がよいでしょう。
メジャーは部屋の広さやドア、窓の大きさを図るために欠かせません。現在使用している家具や家電を置けるかどうかを確かめるためにも、持っておくことをおすすめします。
建売住宅を見学し終わったら、家族で記録した写真やメモ、資料などを見返しながら長く住める住宅がどうかを確かめましょう。実際に生活する家族全員が納得できる物件が理想ですが、そうでない場合もありますよね。全員で気になったところを共有することで、購入後の後悔が減ることにもつながります。
購入者が決まるまでは何度でも見学できるので、不動産業者と連絡を取りながら慎重に検討を進めましょう。
本記事では、建売住宅を見学する際のポイントについてご紹介しましたが建売住宅の人気間取りはどんなものなのでしょうか?
別記事の「建売住宅の人気の間取りとは?意識するポイントもご紹介」にて詳しくご紹介しております。ぜひご覧ください。
一生に一度の大きな買い物と言われる住宅購入で後悔しないためには、資料を見るだけではなく実際に見学することが重要です。今回ご紹介したポイントを参考に、譲れないところをピックアップしておくことをおすすめします。
札幌市の新築建売をお探しの方はSOUHOUSEまでぜひご相談ください。
この記事の監修者
中島 悠介
Nakajima Yusuke
株式会社ジョンソンホームズ 新築建売SOUHOUSE営業リーダー。
2022年に中途入社後、年間20組以上の引渡しを行うトップ営業マンとして活躍し、
営業リーダーへ。自身も建売購入者としての実体験を元に、
お客様に寄り添った暮らしの提案を行なっている。