
2021年11月29日
建売住宅の寿命は何年?
「建売住宅はどれも似たようなデザイン」「おしゃれとは程遠いのでは?」と感じていませんか。
しかし最近の建売住宅は、外観や内装のバリエーションが広がり、デザイン面でも十分魅力的なものが増えています。
本記事では、建売住宅がおしゃれではないと言われがちな理由や、おしゃれな建売住宅の特徴、そして具体的な選び方のポイントを詳しく解説します。
さらに、建売っぽさを感じさせない工夫についても触れますので、理想の一戸建てを見つけたい方はぜひ参考にしてみてください。
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「建売住宅はおしゃれではない」という声も聞かれます。
ここでは、そうした声が度々挙がる理由を紹介していきます。
多くの建売住宅は、ある程度規格化されたプランやデザインをもとにして建築されます。 土地をまとめて仕入れたデベロッパーが、同じような外観・内装で効率よく複数棟を建てることが多いため、周囲の家と似通った印象になりがちです。
実際には、最近ではデザイン面での多様化が進んでおり、外観や内装が個性的な建売住宅も増えてきています。
以前ほど画一的ではないものの「建売は同じに見える」というイメージが根強いため、なんとなくおしゃれではないといわれてしまうケースが多いのです。
建売住宅は、万人受けを狙った「無難な仕上がり」に統一されていることが多いです。 白やベージュを基調とした内外装が選ばれがちで、あまり色彩や装飾に冒険しない傾向があります。 その結果、「普通すぎておしゃれ感に欠ける」という印象を持たれることもあるでしょう。
もっとも、シンプルなデザインは飽きがこないというメリットもあります。
小物や家具でアクセントを加えるだけで雰囲気が大きく変わる余地がある点は、決してマイナスではありません。
では、おしゃれと言われる建売住宅にはどのような特徴があるのでしょうか。
順番に解説していきます。
デベロッパーや建築会社によっては、建売でも「北欧風」「和モダン」「シンプルモダン」などテーマをしっかり設定している場合があります。 こうした住宅は外観や内装が統一されたコンセプトのもとに仕上げられているため、一棟一棟の個性が立ちやすいです。 カタログやモデルハウスの段階でコンセプトが明示されているので、自分の好みに合ったテイストが見つけやすくなるでしょう。
同じ開発分譲地内でも、あえて屋根の形や外壁材、色を変えて差別化を図っている建売住宅もあります。 たとえば、スタイリッシュな黒系の外壁や木目を活かしたデザインなど、周辺とは違う印象を放つものを選ぶと「おしゃれ」と思われやすいです。 外壁の素材感やカラーバリエーションに着目すると、自分好みの外観を見つけられます。
窓やドアの配置、内装材の選定、照明計画など、細部にわたってこだわりが見える建売住宅は、おしゃれな印象を与えやすいです。 収納スペースやドアノブ、階段の手すりなど、一見目立たない部分まで配慮されているかをチェックすると良いでしょう。 こうしたこだわりは「建てる側の本気度」が反映されている証拠ともいえます。
建売では、駐車スペースがアスファルト施工のみで終わることが多いですが、おしゃれな建売は外構にも力が入っている場合があります。 芝生や植栽、門柱などがデザイン性を意識して配置されていると、統一感のある外観に仕上がります。 また、外構がきちんと整っていると、完成した時点で住み始めやすいのも大きな魅力です。
建売住宅でもおしゃれな家を手に入れたいと考えている方に向けて、住宅を選ぶうえで意識してほしいポイントを紹介します。
まずは外観の選び方からです。
どんなに個性的なデザインでも、周囲の家並みや街並みと極端に合わなければ浮いてしまう可能性があります。 外観が独創的なだけでなく、周辺の雰囲気と調和しているかを目視や現地見学で確認すると良いでしょう。 こうしたバランスが取れている家は、長期的に見ても住みやすく、おしゃれな印象を保ちやすいです。
サイディングや塗り壁、タイルなど、外壁材にはさまざまな種類があります。 素材感によって外観の印象が大きく変わるため、自分の好みに合ったものを選ぶことが大切です。 色もホワイトやグレー、木目調など多彩なので、実際に見学して光の当たり方による見え方をチェックするのがおすすめです。
シンプルな切妻屋根から、スタイリッシュなフラット屋根まで、屋根形状でデザイン性が左右されます。 窓の配置や形状(縦長、横長、連窓など)も外観の印象に大きく影響するため、デザイン性を重視するなら細かい部分まで確認しておきましょう。
建物自体がおしゃれでも、敷地が狭くて隣家とギリギリの距離しかないと圧迫感が出てしまう場合があります。 多少コンパクトでも、庭や駐車場にゆとりがあると、外観が映えて見えることもあるので、建物と敷地のバランスにも注目しましょう。
次に、内装を見るうえで意識すべきポイントを紹介します。
リビングが吹き抜けになっていたり、横長の窓を採用していたり、天井が高いなど空間にゆとりを感じるデザインはおしゃれな雰囲気を醸し出します。 間仕切りが多いと圧迫感があるため、リビングやダイニングが広々としているかどうかを確認すると良いでしょう。
いくら見た目がスタイリッシュでも、家族の動線や収納スペースが不十分では暮らしにくいです。 玄関まわりに土間収納やシューズクロークがあるか、キッチンや洗面の家事動線がスムーズかなど、実際の生活を想定してチェックしましょう。
建売は白を基調とした内装が多いですが、リビングの一面や部屋の一部にアクセントクロスが使われていると、それだけでおしゃれさが格段にアップします。 色や柄が控えめでも、少しの工夫で空間の雰囲気が大きく変わるため、モデルハウスなどでどんなクロスを使用しているか観察してみるといいでしょう。
照明計画がしっかり考えられている家は、陰影や光の広がり方が美しく、おしゃれな空間を演出しやすいです。
メイン照明だけでなく、ダウンライトや間接照明などが取り入れられているかも要チェックです。
建売住宅は工夫次第で「建売っぽい」と言われない個性的な住まいに仕上げられます。 ここでは、引き渡し後にできる簡単なアレンジ方法をいくつか紹介します。
ホワイトやウッド調など、一貫したテーマを決めて家具・小物を選ぶと全体がまとまり、おしゃれ度がアップします。
シーリングライトをペンダントライトに変える、カーテンやブラインドをセンスあるデザインに替えるなど、インテリアに合わせて少しずつカスタマイズしてみましょう。
外観で差をつけるには、玄関まわりの小物をおしゃれなものに変えるのが手っ取り早いです。
シンプルな建売でもアクセントがつくと一気に個性が出ます。
建売住宅は「おしゃれじゃない」という先入観があるかもしれませんが、実際には近年デザイン性に優れた物件が数多く登場しています。
外観や内装の素材、間取りの特徴を押さえながら、自分好みのスタイルを見つけることは十分可能です。
選び方のポイントとしては、外壁や屋根の形状、内装のテイスト、さらには収納や家事動線など機能面もしっかり確認すると失敗が少なくなります。
また、完成後に「表札やポストを変える」「照明器具を好みのものにする」など、小さな工夫で建売っぽさから脱却することも可能です。
札幌市の新築建売をお探しの方はSOU HOUSEにぜひご相談ください。
札幌で培ったノウハウを活かし、デザイン性と住みやすさを両立した物件をご紹介できます。
お気に入りの家を見つけて、暮らしをより豊かにしてみましょう。