おしゃれな建売住宅の特徴!選び方のポイントを徹底解説
- 公開日
- 2023.08.10
- 更新日
- 2025.07.29
建売住宅のホームページやパンフレットに「標準装備」とよく記載されています。標準装備とは、建売住居に備え付けられている設備のことを指しますが、内容はハウスメーカーによってさまざまです。
そこで本記事では、建売住宅の標準装備やおすすめのオプション設備や費用、そして設備工事をする際に注意する点を紹介します。
建売住宅の標準設備とは?オプション設備との違い
建売住宅はそのまま購入可能なため、必要なものはすべて揃っていると思いがちです。しかし、実際には生活に必要なものでも標準装備されていないものがあります。
例えば、空調設備(エアコン)や照明などは標準でついていません。また、取り付けるには工務店やハウスメーカーとの調整が必要です。
ちなみに標準設備とオプション設備は建築会社によって異なります。そのため、建売住宅の購入を検討している場合は、事前に何が標準設備で何がオプション設備なのかを確認することが重要となります。
建売住宅についていないことが多い設備
建売住宅についていないことが多い設備は、以下のような種類があります。
- 照明
- カーテン(カーテンレール)
- 空調設備(エアコン)
- 網戸
- テレビアンテナ
- 表札
- 室内干し
- 窓用シャッター
- バルコニー屋根
- カップボード
- カーポート
- ウッドデッキ
- スマートキー など
建売住宅で必須のオプション設備
建売住宅で必須のオプション設備は以下の通りです。
- 照明
- カーテン(カーテンレール)
- 空調設備(エアコン)
- 網戸
- テレビアンテナ
それでは、それぞれのオプション設備について見ていきましょう。
照明
建売住宅では、お風呂やトイレ、玄関以外の照明は基本的にオプションとなります。リビングや寝室などの居室では、照明が付いていないことが多いでしょう。家電量販店や家具屋、ネットショップなどでインテリアに合った照明を選ぶのが一般的です。
カーテン(カーテンレール)
忘れがちなオブション設備のカーテンレールは、機能性の高いものからインテリアの装飾として扱われるものまでさまざま種類のものがあります。お好みのカーテンを選ぶと同時に、カーテンレールを設置するとよいでしょう。
空調設備(エアコン)
空調設備は春や秋にあまり利用しませんが、エアコンが必要な時期には家電量販店は忙しい時期となります。繁忙期には手に入りにくくなる可能性があるので、需要が高まる前にエアコンを購入することをおすすめします。
網戸
実は網戸もオプション設備のひとつです。網戸がないと虫が室内に入ってきてしまうため部屋の換気が制限されます。そのため、網戸は入居前に取り付けましょう。
なお網戸には通気性に優れつつ小さな虫も防げるタイプや、花粉をブロックできるタイプなど、さまざまな種類があります。
テレビアンテナ
戸建て住宅でテレビを視聴する方法は、テレビアンテナ、ケーブルテレビ、光テレビの選択肢があります。ケーブルテレビや光テレビは月額の利用料が必要ですが、テレビアンテナは設置時の工事費用だけで済むため、特にこだわりがない場合はテレビアンテナがおすすめです。
建売住宅のオプション設備の費用
設備名 費用の目安
| 設備名 | 費用の目安 |
| 照明 | 照明(1台):5,000〜20,000円
照明の電気工事:1箇所につき3,000〜10,000円 |
| 表札 | 20,000~40,000円 |
| カーテンレール | 家全体で50,000~100,000円 |
| 空調設備 | 1台あたりの取付費用20,000~100,000円 |
| 網戸 | 1枚の網戸5,000円~10,000円
家全体では100,000円から150,000円 |
| テレビアンテナ | 50,000~100,000円 |
引用:建売住宅でおすすめのオプション工事
照明
建売住宅の場合、照明は基本的にオプションとなります。
通常、玄関やお風呂などの必要最低限の場所には照明が備えられていますが、リビングや寝室などの主要なスペースには設置されていないことが多いです。そのため、新居のインテリアやデザインに合わせて、照明を選ぶとよいでしょう。
1つの照明器具を設置する場合、おおよそ5,000〜20,000円程度の費用がかかります。また、電気工事が必要な場合は、1箇所あたり3,000〜10,000円程度の電気工事費用が必要です。
表札
表札も基本的にオプション設備となります。そのため引っ越し前に、表札の準備を行いましょう。表札はホームセンターや専門店で手軽に作成できるほか、最近ではオンラインのショップでも簡単に注文も可能です。
表札の一般的な費用は、20,000円~40,000円程度です。
カーテンレール
カーテンとカーテンレールは、オプション設備となるのが一般的です。比較的自分でも取り付けやすいですが、新居へ引越ししたばかりで、窓の採寸や取り付けの手間を考えるとオプション工事を依頼する方が多いです。
なお、一般的なカーテンレールの取付費用は50,000~100,000円程度となります。
空調設備
エアコンは真夏や真冬以外の時期にはあまり使用しないものですが、エアコンが必要な季節には、家電量販店は忙しい時期となります。そのため、すぐに手に入らない可能性もありますので、最初に取り付けておくことをおすすめします。
なお、1台あたりの工事費用は、おおよそ20,000円から100,000円程度となります。
網戸
建売住宅には網戸も別途オプションとなっており、約9割の建売物件では標準装備されていないため、網戸を必ず用意しておくことが重要です。網戸を設置しないと蚊やハエなどの虫が室内に入り込んでしまいます。
1枚の網戸の費用は、おおよそ5,000円から10,000円程度です。家全体を考えると、100,000円から150,000円程度の予算を考えておくと良いでしょう。
テレビアンテナ
戸建て住宅においてテレビを楽しむ方法は、テレビアンテナ、ケーブルテレビ、光テレビの3つがあります。ケーブルテレビや光テレビは毎月の使用料が必要となりますが、テレビアンテナの場合は設置時の工事費のみで済むため、特にこだわりがない場合はテレビアンテナがおすすめです。
テレビアンテナの設置には、50,000円から100,000円程度の費用がかかります。
建売住宅をもっと快適に!追加のオプション設備と値段
| 設備名 | 費用の目安 |
| 電子錠スマートキー | 20,000円~70,000円 |
| 室内干し | 20,000円~50,000円 |
| バルコニーの屋根 | 50,000円~150,000円 |
| カップボード | 200,000円~400,000円 |
| カーポート | 200,000円~1,000,000円 |
| ウッドデッキ | 300,000円~500,000円 |
引用:建売住宅のオプション工事
電子錠スマートキー
電子鍵スマートキーは、カードやリモコンなどの装置をかざしたり、スマートフォンを使用して鍵を開閉したりする電子キーを指します。
電子錠スマートキーはピッキングの心配がなく、防犯対策に有効とされています。
電子錠スマートキーは種類があり、一部のタイプは既存の鍵に後付けできますが、新築住宅を購入する際には、さまざまな選択肢から電子錠スマートキーを選ぶことが可能です。
費用は、20,000円~70,000円程度となります。
室内干し
室内で洗濯物を干す予定がある方は、物干し竿を設置する場所選びも大切です。家具やドアに取り付けることは、インテリアの美しさを損ねる可能性も。
室内干しには、天井に取り付けることができる物干し竿用のバーをおすすめします。シンプルなデザインのものを選ぶことで、室内のデザインを損なうことなく利用が可能です。
費用は、20,000円~50,000円程度となります。
バルコニーの屋根
バルコニーがあっても、怪しい天候の日に洗濯物を干すのは心配になります。パルコニーに屋根があれば、小雨であれば洗濯物が濡れないため、急いで取り込む必要もなくなるでしょう。
なお、バルコニーに屋根を設置することで、雨や風による汚れや劣化を防ぐ対策にもなります。
費用は、50,000円~150,000円程度となります。
カップボード
新居には、食器や調理器具を整理するためのカップボードがあると非常に便利です。入居後に購入することも可能ですが、お家の雰囲気に合わせて最初に準備しておくとよいでしょう。
費用は、200,000円~400,000円程度となります。
カーポート
カーポートは雨や雪から車を守るだけでなく、雨の日でも濡れずに車に乗り降りすることができます。また、駐車場と玄関の配置やカーポートの形状によっては、車から玄関まで快適に移動できるので便利です。
費用は、200,000円~1,000,000円程度となります。
ウッドデッキ
ウッドデッキは気軽に庭に出られるため、子供の遊び場やくつろぎのスペースとして活用できます。しかし、ウッドデッキはすぐに必要になる訳ではないため、時間をかけて計画しても良いでしょう。
費用は、300,000円~500,000円程度となります。
建売住宅でオプション設備工事をするときの注意点
続いて、建売住宅でオブション設備工事をする際の注意点は以下の3つです。
- 工事費用を必ず確認する
- 本当に必要かどうかを検討する
- 別会社に依頼する場合は注意する
それでは、それぞれの注意点について確認していきましょう。
工事費用を必ず確認する
住宅メーカーやハウスメーカーからオプション工事会社を紹介された場合、仲介料がかかって割高になることも少なくありません。仲介手数料は、土地や建物の価格に比べると安いように感じられるかもしれませんが、実際には複数のオプションを追加すると合計金額が高額になることもあります。
各オプションを別々の専門業者に依頼するのは手間がかかりますが、費用を節約するためにも、個別に工事を依頼する方法も検討するのもおすすめです。
本当に必要かどうかを検討する
建築中に設置しなければいけない、そして入居後すぐに使用するもの以外は、オプションの費用と専門業者に依頼した場合を比較してみましょう。
例えば、真夏や真冬以外はエアコンを使用しない日が多くあります。その場合、エアコンの取り付けは入居後、専門業者に依頼することで、エアコンの本体や工事費用の節約が可能となります。
別会社に依頼する場合は注意する
新築の物件は法律により、売主による10年間の瑕疵(欠陥)担保責任が定められています。つまり、住宅に欠陥が見つかった場合、売主が無料で修理などに対応しなければなりません。
しかし別会社が行ったオプションの設備工事による損害は、保証の対象外となります。そのため、オプション工事を別の会社に依頼する場合は、その会社が提供する保証サービスについてしっかりと確認することが重要です。
建売住宅の購入には標準装備を確認しましょう
今回は、建売住宅の標準装備やおすすめのオプション設備や費用、そして設備工事をする際に注意する点を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。建売住宅の購入を検討している方は、事前に標準装備を確認することをおすすめします。
なお、ソウハウスの建売住宅の標準設備は以下の通りです。
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- 樹脂サッシ
- カーテン
- 照明 など
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- 保有資格
- 宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー2級