2023年10月24日
建売住宅に土地代は含まれているの?建売住宅費用の内訳
「建売住宅の三階建てを検討しているけれど、実際の所どうなのか知りたい」とお考えの方もいるでしょう。建売住宅の三階建てにはメリットもありますが、留意すべきデメリットもあります。
そこで本記事では、三階建て建売住宅の特徴やメリット・デメリット、そして選び方について紹介します。三階建て建売住宅を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
三階建て住宅とは、建物の床面が平面に3層になっている建築物を指します。なお、階段や納戸は階数に数えられないケースもあります。
建売住宅とは、ハウスメーカーや不動産業者などが最初に土地を取得して戸建て住宅を建設し、土地と建物をセットで購入者に販売する方式を指します。
以前の建売住宅では、完成した戸建て住宅を購入者に見せて販売する方法が主流でしたが、近年では未完成の状態や着工前に販売されるケースが増えています。
三階建ての建売住宅は、駅近や繁華街など利便性が高い立地にあり、日当たりが良いなどのメリットがあります。一方で階段の上り下りにかかる身体の負担や、階数によって温度差があるなど留意すべきデメリットもあります。
三階建て建売住宅のメリットは以下の通りです。
それでは、それぞれのメリットについて確認していきましょう。
最寄り駅や繁華街の近くの土地は価格が高く、空き土地があったとしても戸建てを購入するには、高額であったり狭かったりします。しかし三階建て住宅は、狭い土地を有効活用できるため、良い立地も選択が可能です。
三階建ての住宅は、二階建てに比べて高さがあるため、日当たりや風通しが良いといえます。また、周囲に高い建物がなく三階からの眺望が遮られない状態であれば、爽快な風景と良好な風通しを楽しめるでしょう。
三階建ての住宅は、狭い土地でも建てることができるため、土地の購入費用を抑えることが可能です。そのため、コンパクトな敷地でも効率的に利用できるため、利便性の高い土地であっても、手頃な価格で土地を取得できます。
三階建て住宅は、土地の広さに制限があります。そのため、あらかじめ一階の一部をインナーガレージにしている物件が多くあります。インナーガレージがあるため、別途カーポートのような大規模な外構設備を整える必要がない点も三階建てのメリットです。
一方で、以下のような留意すべきデメリットも存在します。
それでは、デメリットについて確認していきましょう。
三階建て住宅では、室内の温度差があります。特にオープン階段を備えた間取りでは、一階から三階までつながっているため、夏場は三階が暑く、冬場は一階が寒くなる傾向があります。なお室内の温度差は、冷暖房の効率を低下させる要因となります。
三階建て住宅において温度差を軽減するためには、建物の断熱性と気密性を重視することが効果的です。断熱性を高めることで室内の熱の逃げを防ぎ、気密性を向上させることで外気の浸入を防ぐことができます。
三階建て住宅の建売住宅の購入を検討している方は、ハウスメーカーの断熱性や気密性について確認しましょう。
三階建ての住宅では、階段の上り下りが増えるというイメージがあるためデメリットだと感じる人もいるでしょう。確かに、平屋や二階建て住宅と比較すると、三階建て住宅では階段の移動が多くなります。
しかし、普段の生活スペースや水回り設備を一階または二階に集約することで、移動負担を軽減することが可能です。
また、老後の生活で二階や三階を有効活用したい場合は、将来的にホームエレベーターを設置するのもひとつの方法です。
暖かい空気は上昇する性質があります。そのため、三階建て住宅では、暖房をしても三階に近い上層階では暖かい空気が停滞しやすく、一階の寒い空間に届かないことがあります。
一方で、冷房をする場合には冷たい空気が下に沈降していくため、三階付近は冷房が効かないと感じることもあるでしょう。
三階建ての建売住宅は、以下の3つのポイントを押さえて選びましょう。
建売住宅を購入する際に気になるのは価格ですが、予算を決める際、住宅ローンの限度額を基準に設定することが重要です。そして建売住宅を探す前に、事前審査を受けて住宅ローンの借入限度額の目安を把握しておきましょう。
事前審査は、申込者の年収や勤続先などから融資の可否と借入限度額を判断します。事前審査に通過すれば、本審査の確率が高くなるのです。事前に自分が借入できる限度額を把握し、それに見合った建売住宅の購入をおすすめします。
建売住宅は分譲地や区画整理地などで販売されており、数多くの物件が存在します。全ての物件を選別するのは時間と労力がかかるため、「この地域で購入したい」という希望の立地を事前に決めておくことが大切です。
ただし、候補地を1ヵ所に絞りすぎると「希望の建売住宅が売っていない」といった事態になる可能性があるため、複数の候補地を検討すると良いでしょう。
建売住宅は間取りが決まっているため、家族の人数に合わせた間取りであるかどうかのチェックが可能です。
例えば3人家族や4人家族であれば、最低でも4LDK(各々の自室とリビング・ダイニング・キッチン)の広さが必要となるでしょう。家族の人数に合わせた間取りを探すことで、効率よく希望の建売住宅を見つけられます。
関連記事:建売住宅の人気の間取りとは?意識するポイントもご紹介
今回は、三階建て建売住宅の特徴やメリット・デメリット、そして選び方について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
三階建ての建売住宅はさまざまなメリットがありますが、留意すべきデメリットも存在します。理想のマイホームを購入するためにも、後悔のないよう検討することをおすすめします。
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この記事の監修者
中島 由香
Nakajima Yuka
株式会社ジョンソンホームズ 新築建売SOUHOUSE営業統括。
2021年に中途入社後、前職のアパレル業界で培った高い接客スキルと
お客様への細やかなフォローに定評があり、3年目で営業統括へ抜擢。現在は販売管理と後進の育成に注力。