2023年2月16日
建売住宅と注文住宅のメリット・デメリット!注意点についても解説
建売住宅の購入を検討している方に向け、探し方のコツや注意点についてご紹介します。
住宅購入は一生に一度のものかもしれませんので、購入の際には慎重になることでしょう。
そのため、建売住宅を購入したいけれど探し方がわからない、どのように家探しを進めるべきか・・・と悩む方は少なくありません。
今回の記事では建売住宅の探し方のコツや購入時の注意点を解説しますので、納得のいく家探しのための参考になるはずです。
Contents
建売住宅の探し方を見ていく前に、まずは家探しのための確認事項からチェックしましょう。
【確認事項】
住宅を購入するなら、まず予算を決めなければなりません。
家の金額は5年間の収入くらいとされています。
ご自身の年収と照らし合わせて算出してください。
そして住宅に対して絶対に譲れない条件を決めておくと、建売住宅を探すときに迷いにくくなります。
本当に建売住宅があっているのか、希望する住宅の種類から考え直すことも大切でしょう。
住宅の種類ごとの特徴は次の項目で解説するので、まずは以上の3つのポイントを確認することが大切です。
それでは建売住宅の探し方を知りたい方に向けて、物件の種類ごとに特徴をご紹介していきます。
まずは新築一戸建てです。新しく建てられて、まだ誰も住んだことのない建売住宅が新築一戸建てに該当します。
建売の新築一戸建ては土地と物件がセットで販売されます。
そのため住宅の雰囲気を実際に感じられることと、購入したらすぐに住み始められることが大きなメリットです。
すでに完成していたり、仕様がある程度決まっていたりすることが特徴です。
中には設備を選べるハウスメーカーもありますが、基本的に設備や間取りなどは選べません。
新築一戸建てとして建てられた住宅を、そのまま土地とともに購入することになります。
注文住宅は新築一戸建てに含まれますが、建売ではなくイチから造り上げるタイプの住宅です。
建売住宅であれば、完成した住宅をそのまま購入します。
しかし、注文住宅は施主の希望や意見を具体化させながら住宅を造っていくのが違いです。
完全に施主の思いのままとなる「フルオーダー住宅」と、ある程度の仕様が決まっていてカスタマイズができる「セミオーダー住宅」の2種類があります。
いずれにしても、建売住宅より選択肢の幅が広く、細かな部分まで施主が決めなければなりません。
関連記事:建売住宅と注文住宅のメリット・デメリット!注意点についても解説
中古物件とは、以前に誰かが住んでいた物件のことです。建売一戸建て・マンションのいずれでも中古物件として販売されています。
中古というと「古い」とのイメージがあるかもしれません。
しかし、新築から2~3年で売りに出される物件もあるので、タイミングが良ければ築年数の経っていない物件に出会えることもあるでしょう。
中古物件はすでに完成している住宅を購入するので、自分好みのカスタマイズはできません。
好みの住宅にするためには、リフォームやリノベーションが必要となります。
マンションは複数戸が入った建物の一室を専有するタイプの物件です。
一戸建ては専有する土地の中にひとつの建物を建てます。
しかし、マンションは複数の世帯がひとつの建物に同居しており、それぞれが壁で仕切られた1室となる形態です。
マンションには駐車場や廊下など、他の住人と共有する部分があります。
居住者は自分が専有する部分のみの管理を行い、共有部分の管理は管理会社などが行います。
そのため、清掃や設備などのメンテナンスに手間がかかりません。
ただし建物を守るために、ルールや設備の使用方法などが決められているなど、自由度が低い一面もあります。
それではいよいよ、建売住宅の探し方について見ていきましょう。
建売住宅を選ぶ際には、次のようなポイントを重視すれば成功しやすくなります。
【ポイント】
建売住宅を選ぶ際には、まず住宅に対する希望に優先順位をつけておきましょう。妥協しなければならないところもあるかもしれません。
住宅は長く住み続けるものなので、アフターサービスの内容や将来的な資産価値も大切なポイントです。
住みやすさについては窓や階段の位置を確認し、動線がスムーズで、収納スペースが適切である物件を選べば間違いありません。
近隣の公的施設や医療機関、教育施設、環境、治安などを確認しておくことも大切でしょう。
建売住宅の探し方は、以上のように住宅から周辺環境まで、広い視野で入念に確認することが欠かせません。
建売住宅の探し方には、具体的に4つの方法があります。
最も手軽なのはポータルサイトで検索して探す方法でしょう。
最近では不動産会社のサイトでさまざまな物件の情報が閲覧できます。
間取りや設備、立地、価格など、建売住宅を購入する上で重要となる情報が一覧で見られる便利なものです。
建売住宅を探すための第1段階として、ポータルサイトでめぼしい物件を絞り込むのもひとつの方法。
まずは手軽にポータルサイトから探してみましょう。
モデルハウスに訪れるのも建売住宅の探し方として良い方法と言えます。
モデルハウスとは各住宅メーカーが実際に建設した住宅を、直接見たり、触れたりできるものです。
実際に体験すれば住宅の雰囲気がわかりますし、どの住宅メーカーが自分にあっているかもわかるでしょう。
また、モデルハウスの見学会会場には住宅メーカーのスタッフがいるので、相談ができることもメリットのひとつです。
ポータルサイトなどでモデルハウス見学会の情報を得たら、ぜひ足を運んでみてください。
情報誌や折込チラシも建売住宅の情報源として便利です。
地域の情報誌や新聞の折込チラシ、駅などに設置されているフリーペーパーには建売住宅の情報が載っていることがあります。
ただし、紙媒体の情報なのでタイムラグがあり、すでに売れてしまっている物件が掲載されているかもしれません。
また、新しく公開された建売住宅の情報が掲載されていないこともあるでしょう。
情報誌や折込チラシは情報収集のために便利なものですが、情報が最新でない場合もあることを覚えておいてください。
直接不動産会社を訪れるのもおすすめの探し方です。
不動産会社に行けば、情報誌や折込チラシ、ポータルサイトに掲載されていない物件の情報が手に入るかもしれません。
また、条件にあう物件を紹介してもらったり、相談をしたりできるのもメリットと言えます。
住宅購入を検討しているエリアに強い不動産会社なら、立地に関するアドバイスもしてもらえるでしょう。
予算や条件など細かなところまで決まっているなら、不動産会社に直接足を運ぶと有益な情報が得られるはずです。
建売住宅を探すときは探し方が大切ですが、いざ購入する段階になったときに注意したいこともあります。
【注意したいポイント】
建売住宅を購入する場合は、周辺環境や水回りなど住宅の細かな部分、点検口の有無などをしっかりと確認しましょう。
また、未完成状態での物件は、完成時にイメージと異なることがあるので避けたほうが無難です。
後のトラブルを避けるため、どこまでが価格に含まれているのかはっきりとさせておくことも欠かせません。
関連記事:建売住宅の寿命は何年?
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、建売住宅の探し方のコツや注意点がご理解いただけたと思います。
ソウハウスでは、札幌市エリアにこだわりが詰まった居心地の良い建売住宅を提供しています。
札幌市の新築建売をお探しの方はSOUHOUSEまでぜひご相談ください。
この記事の監修者
菅原 健介
Sugawara Kensuke
2022年に株式会社ジョンソンホームズ新築建売SOUHOUSEへ新卒入社。
入社3年目で営業リーダーへ抜擢。
1児の父としてファミリー目線での暮らしの提案を行なっている。
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー2級を保有。
保有資格