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【実際の購入者に聞いた!】新築建売を購入する際のリアルな事情をアンケート

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札幌にて新築建売を販売しているソウハウスでは、今回、新築建売をご購入されたオーナーさまを対象に、Webアンケートを実施しました。
物件購入時の年齢や家族構成など、参考になるデータが多数集まっておりますので、マイホームの購入を検討中の方は、ぜひご覧ください。

 

主催者:ジョンソンホームズ ソウハウス
調査方法:Webアンケート
実施期間:2024年2月3日(土)~2024年2月18日(日)
回答人数 :43件(※比較対象エリアは195件)
調査対象:ジョンソンホームズにて新築建売ソウハウスをご購入されたお客様
対象エリア:北海道

 

建売住宅を購入する年代や家族構成

世帯主の年齢

 

最初に、新築建売を購入されたオーナー様の、その時点での年齢についての集計結果をお伝えします。

 

20代から70代以降まで、10歳ごとに年代を区切って集計した結果、「30代」でマイホームを購入された方が44.2%と、ほぼ半数近くを占める結果となりました。
次点で多いのが「20代」の30.2%で、「30代」の方と合わせると7割強となります。

 

なお、エリア全体での集計だと「20代」の割合が17.4%と、ソウハウスの調査結果とは大きな開きがあることがわか りました。
ソウハウスは比較的若い年代のオーナーさまが多く、その実態が反映された結果であると考えられます。

年代の集計結果とあわせて、家族構成やお子さまの年齢に関するデータも確認してみましょう。

 

購入時のお子様の年齢

 

新居入居後の家族構成について質問した結果、「夫婦+子ども」と回答された方が58.1%と、過半数がお子さまとともに入居されていることがわかりました。

また、「夫婦のみ」との回答も37.2%と多く、購入された方の大半がお子さまのいらっしゃるご家庭、あるいはご夫婦であると整理できます。

 

入居時のお子様の年齢

 

また、お子さまの年齢としてもっとも多かったのが、37.2%を占める「0歳~小学校入学前」です。
エリア全体での集計でも4割強が小学校入学前となっており、お子さまが小さなうちに住まいを決められる方が多い傾向にあります。

まとめると、ご結婚後のご夫婦、30代の就学前のお子さまがいるファミリーがマイホームを購入される方が多いことがわかりました。
「家族とともに安定した生活を送るためには、賃貸ではなく持ち家 で新生活を送りたい」とお考えの方が多いのではないかと思います。

 

購入した建売の価格帯

続いては、オーナーさまが購入された建売の価格帯分布を解説します。

 

購入した物件の価格

 

「~4,500万円」で購入された方が34.9%で最多、次点が「~4,000万円」で27.9%、そして「~5,000万円」が18.6%で3番目、という結果となりました。

また、すべての価格帯を含めた平均価格は3,954万円です。
ソウハウスで購入される方は、概ね4,000万円前後の費用感で検討されているようです。

 

一方、エリア全体の集計では「~3,000万円」が27.2%、「~3,500万円」が19.5%で、平均価格も3,178万円と、ソウハウスの価格帯分布よりも低額な傾向にあります。

ソウハウスをご検討されたオーナーさまは、価格の安さよりも、公共交通機関を利用するため駅までのアクセスの良さや、住宅の設備・性能を重視されている方が多くいらっしゃるため、このような結果になったのではと思います。

物件を選ぶ際に重視したポイント×決め手となったポイント

物件を選ぶ際に重視したポイント、および実際に決め手となったポイントも、調査いたしました。

 

物件を選ぶ際に重要視したポイントと決め手_図

 

“何を重視したか”に関しては、6つの項目ごとに5段階でポイントをつけていただき、その平均値を評価として算出しております。

 

結果、「アクセス・立地」が平均4.49ポイントでもっとも高く、次に「周辺環境」「居室(室内)」がほぼ同列で続くかたちとなりました。
ほかも重視度が低いわけではありませんが、「街並み・外観」や「付帯設備」などは4ポイントに届いておらず、先の3項目と比較すると優先度が低いと考えられます。

 

実際に決め手になったポイントについては、同じ6項目のなかで該当するものを選んでいただく方式をとりました。
すると、ご回答いただいた43名のうち37名もの方が「アクセス・立地」を決め手に選んでいると判明しました。
事前に最重視されていた項目が、購入を決定づける要因にも繋がっています。
建売住宅を検討される方は、日々の通勤・通学をはじめとする交通の便は、一番の優先事項で物件を探されていると考えられます。

 

一方で、「街並み・外観」や「付帯設備」は選択率が20%を下回っており、購入段階でも優先度が低いことがわかりました。
そのほかの項目は、いずれもおよそ30~40%の方が決め手になったと考えており、大きな差はついていません。

周辺環境やアクセス・立地の詳細な検討項目

ここからは、先に挙げた6項目を細分化し、オーナーさまが重点的に検討した点をより詳細に確認していきましょう。
まずは、周辺環境やアクセス・立地からです。

 

周辺環境やアクセス・立地_図

 

各項目を上記の通り細分化したうえで、それぞれに対して、重視したか・諦めたかを選択していただきました。

 

周辺環境においては、「生活に便利な商業施設(スーパー・コンビニなど)があること」を重視する方が28名で、最多となりました。
続いて多いのが、22名の方が選ばれた「教育施設(保育園・小学校など)が近い」です。
「公共施設・医療施設が整っていること」も20名の方が重視しており、日々の生活や学校までのアクセス、医療面も充実している環境が求められていると判断できます。

 

なお、小学校や保育園の有無に比重が置かれる一方で、「教育施設(塾など)が充実している」を重要と考えている方はかなり少ない結果となっています。
これは、購入されるご家庭のお子さまの多くが、小学校入学前であることに起因していると思われます。

 

アクセス・立地に関しては、「駅からの距離」にて興味深い結果が出ています。
重視される方が35名と非常に多い一方で、諦めた方も14名と少ないわけではないのです。
駅近で立地の良い物件を購入する場合、その分建物金額も高くなってしまいます。
予算とのバランスを取るには駅までの徒歩距離を多少離れた立地にする選択肢も生まれてしまうため、理想の駅徒歩条件をあきらめてしまったとい結果になっていると考えます。

 

一方で、「通勤・その他目的に行く目的地とのアクセス」を諦めたポイントは少ないという結果となっており、駅徒歩は多少離れてしまったものの、通勤・通学等の移動条件は叶えられた方が多くいらっしゃるのではないかと思います。

街並みや外観に関する詳細な検討項目

街並みや外観_図

 

街並みや外観の項目では、「駐車台数」を重視する方が24名と、突出して多いのがわかりました。
札幌では車を1台以上保有しているご家庭が多いため、敷地内の駐車スペースも考慮して検討されている方が多い結果となっています。

 

あとの項目は、重視している方の数が15名前後のものが多いですが、「全体的なゆとり(庭の広さ・隣棟感覚など)」に関しては、諦めた方も同数いらっしゃいます。
「周辺道路の広さ」や「土地面積」を断念した方も9名と少なからず存在しており、建物自体の大きさや土地の広さといった点は、建売住宅を検討する方々の優先度において比較的低いことが考えられます。

 

なお、「街並みの規模感(大きさ・戸数)」や「街並みデザイン(統一感・周辺環境との調和)」、「インターロッキング舗装」などの諸条件は、ほとんど重視されていません。
「まず優先するべきは購入する物件そのものの条件や、生活における利便性の高さである」という考えは、多くの方に共通しているようです。

居室のつくりや建物性能、設備に関する詳細な検討項目

居室の作り_図

 

居室については、19名の方が「LDKの日当たりの良さ」に重点を置いています。
家族全員が一番長く過ごすメインのLDK空間を快適に過ごせるよう、日当たりを重視している方が多いと考えられます。

 

ほかには、「部屋の数」(17ポイント)、「収納スペースの広さ(収納量)」(16ポイント)、「LDKの広さ」と「食器棚があること」(15ポイント)も重視されています。
「居室の広さや収納スペースの多さは欠かせない」と考える方が、多いことがうかがえます。

 

建物性能や設備_図

 

建物性能にて多くの方が重視しているのが、27ものポイントを獲得している「断熱性能・機密性能」です。
冬の寒さが厳しい北海道だからこそ、真冬でも快適に過ごせる性能が備わっているかを重視している方が多いのではないでしょうか。
「建物のメンテナンス性」のポイント数も22と多く、戸建の将来的なメンテナンス費用に、少なからず不安をお持ちの方もいるのではないかと考えられます。

日本では欠かせない「耐震性能」と、暖房の利用率が高い北海道では特に重要な「住宅設備における省エネルギー性能」も、気にされている方が多くいらっしゃいます。

 

その他、「重視したもの/あきらめたものはない」の回答が性能・設備それぞれ20ポイント以上の回答をいただいております。
ソウハウスの建物で要望が多く叶っており、選んでいただけたきっかけになったのではないかとも仮説を挙げられます。
「ビルトイン食器洗い乾燥機」や「対面式キッチン」など、ご検討される方の多くが生活に便利な設備について、標準仕様に含まれているかを考慮していることが考えられます。

先述した収納の話と関連して、「シューズインクローゼット」も必要だと考えている方が多いようです。
「生活に直接関係する部分は妥協したくない」という方針は、ほかの項目と共通しているといえます。

新築建売を購入するまでの検討期間の長さや検討内容

契約までにかかった期間

 

物件を探し始めてから購入までにかかった期間についても質問したところ、「~3か月」と回答した方が全体の34.9%となりました。
次に多かったのが「~1年」の27.2%、3番目が「~半年」の18.6%と、1年以内で住まいを決められる方が多いことが考えられます。

 

見学した物件数

 

見学物件数は、「2物件」「3物件」「6物件以上」がほぼ同数というデータが出ています。
「手早く決めたいけど、一生に一度のマイホームはしっかり比較し納得した上で決めたい」とお考えの方が多いのかもしれません。

 

資料請求に関するデータも見てみましょう。

 

物件検討時の資料請求

 

検討段階の物件に関して資料請求を行った方は全体の65.1%であり、購入が確定した物件に対しても、58.1%と近い割合で資料請求された方がいらっしゃいます。

 

物件購入にあたっての資料請求

 

見学したうえで、資料ベースでも検討を進める方が比較的多いようです。

結婚し家庭をもった30代の方が新築建売を購入される傾向にある

今回は、新築建売ソウハウスを契約されたオーナーさまへのアンケート結果をもとに、建売住宅の購入に関するさまざまなデータを見てきました。

 

ソウハウスを購入された方は約半数が30代で、小学校入学前のお子さまがいらっしゃるケースが多いことがわかりました。
また、物件選びでは、スーパーや小学校が近くにあること、居住空間が広いことなど、生活に直結する条件が重視される傾向にあります。
「落ち着いて子育てをするためにも、暮らしやすい住まいと環境で新生活を送りたい」と考えられる方が多いことがうかがえました。

 

ソウハウスでは、札幌市内を中心に新築建売を販売しています。地下鉄駅近の物件や、ファミリー向けの暮らしやすい間取りなど多数取り扱っております。新築建売をお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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